院内診療 物忘れ外来
物忘れ外来について
「また忘れてる…?」と気付いたら
早めの原因究明が大切です
物忘れ外来では、年齢とともに増えてくる物忘れや、認知機能の変化に関する不安について、専門的な診察とアドバイスを行っています。
加齢による自然な物忘れと、認知症による症状を見分けることは大切です。特に、早期の段階で認知機能の変化に気づくことは、認知症の予防や進行を遅らせるために有効です。
当クリニックでは、簡単な認知機能検査やMRI検査を用いて、物忘れの原因を丁寧に診断していきます。また、診察後も、認知機能の維持に役立つ生活習慣やセルフケアについてのアドバイスをご案内しています。
ご本人が「少し忘れっぽくなったかな?」と感じたときはもちろん、ご家族の方が「ちょっと様子が違うかも」と感じられたときも、どうぞお気軽にご相談ください。
脳神経外科で診療する主な症状
- 最近の出来事を思い出しにくくなる
- 同じ話を繰り返す
- 物を置いた場所を忘れることが増える
- 日常の些細なことが思い出せない
- 時間や場所がわからなくなることがある
- 判断力や理解力の低下を感じる
気になる症状がある方は、早めに受診することをおすすめします。
MRI検査に関するご案内と注意事項
- 1.検査が不可能な場合(体内に金属医療機器がある方)
- 心臓ペースメーカー・除細動器、心臓人工機械弁(人工弁)・生体弁、人工内耳、内視鏡クリップ(手術後2週間以内)など。
- 2.画像に歪みが生じる可能性のあるもの
- 脳動脈瘤クリップ、頭部シャントバルブ、コイル、冠動脈・頸動脈ステント、人工関節・骨頭、矯正、入れ墨(タトゥー)など。
- 3.検査前に必ず外していただくもの
- 取り外し式の歯(入れ歯・磁気式のもの)、補聴器、カラーコンタクト、ジェル・マグネットネイル、かつら、増毛パウダーなど。
※ジェルネイル、マグネットネイルは、爪・皮膚の火傷や変色の可能性があります。事前にネイルオフして来院してください。 - 4.その他ご留意事項
- ・閉所恐怖症や同じ姿勢を長時間保てない方、妊娠の可能性がある方は必ず事前にお伝えください。
・検査着に着替えた後、メガネ、時計、ヘアピン、ニトロダーム(心臓張り薬)、湿布、磁気治療器(エレキバン等)、キャッシュカード、ヒートテック(吸湿発熱素材の肌着)を再度取り外し、可能な限り金属のない状態で検査いたします。
*不明点やご質問があれば、検査前にお気軽にスタッフまでお問い合わせください。
物忘れ外来で診療する症状・病気
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- 軽度認知機能障害
- 軽度認知障害(MCI)は、加齢による物忘れと認知症の中間段階で、「認知症の予備群」とも言える状態です。日常生活に大きな支障はないものの、新しい情報を覚えにくくなるなどの変化がある場合は、MCIの可能性があります。
この段階で早期に気付くことが重要で、認知機能検査やMRI検査等で原因を調べ、生活習慣のアドバイスや、全身状態・検査結果に基づいた適切な治療を行います。アルツハイマー病が原因のMCIと診断された場合、点滴治療で進行を遅らせることを目指します。
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- 認知症
- 認知症は、記憶力や思考力、判断力に関する機能が低下し、日常生活に支障をきたす状態です。認知症の早期発見は、その後の治療計画やサポートを決める上で重要です。
認知機能の検査や脳の画像診断を通じて、認知症の兆候を早期に見つけ、適切な治療やサポートに結びつけています。
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- アルツハイマー型認知症
- アルツハイマー型認知症は、認知症の中で最も一般的なタイプで、記憶障害が特徴的です。具体的には、日常のちょっとしたことを忘れてしまったり、新しいことを覚えるのが難しくなる症状が見られます。
アルツハイマー型認知症の初期段階で診断を受け、生活の質を保ちながら進行を遅らせることができるよう、当クリニックでは一人ひとりに合った治療を提案しています。
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- 加齢による物忘れと認知症の違い
- 加齢による物忘れと認知症は似たように見えますが、実際には違いがあります。加齢による物忘れは、例えば人の名前を一時的に思い出せないが後から思い出すといった「経験の一部」を忘れることが多いです。一方、認知症は物忘れが頻繁になり、同じ話を何度もする、日常の重要な予定を忘れるなど、「経験自体」を思い出せなくなることが特徴です。
こうした違いを専門的に診断することで、適切な治療や生活サポートが可能になります。